私立医学部受験のおはなし

私立医学部受験のホントのところ

医学部受験:効率の良い勉強手順

医学部受験は非常に範囲の広い受験です。そのためには限られた時間を有効に使っていく必要があります。勉強のペースは人それぞれなので、決まったパターンを持っている人はそのパターンを継続してください。ただし、とくに決まり事がなく気分で勉強している生徒の場合は今回の記事が参考になるかもしれません。

まず、当然ですが一番多く勉強に時間を費やす事になるのは机です。これは自宅でも自習室でも図書館の机でも構いません。机の上で勉強をするときは目標ページ数を決めたうえで、予習や新しい知識の習得、問題演習をしましょう。ただし、新しい知識の習得と言っても英単語などを机の上で覚える必要はありません。あくまで机の上ならではのノートや問題集を開いての勉強をしましょう。目標ページまでの勉強が一通り終わりました。すると疲れているはずです。新しい知識の習得には集中力と体力を使うので当然です。頭が疲れてきたら復習に取り掛かります。一度学んだ分野の復習は予習ほど負担がかかりません。復習は記憶の定着にはかかせませんので毎日必ず行う事が需要です。基本的な勉強の流れとしては予習→疲れてきたら復習→休憩→頭がすっきりしたら予習→復習・・・の繰り返しです。休憩の取り方ですがダラダラとってはダメです。5分なら5分、30分なら30分時間を決めて休憩を取りましょう。休憩は何分とっても構いません。頭をすっきりさせることも重要です。ただし、ダラダラ休憩を取る事がクセになると生活リズムが崩れますので時間は決めてとるのが基本です。英単語や生物・化学の暗記などは登下校の途中や予備校への行き帰りを利用します。机を使わずに出来る事は机を使わない時に行うべきです。一日の勉強の始まりはやる気が出なくても、とにかく始めてしまう事が重要です。手を動かし始めればやる気がなくてもスイッチが入るものです。やる気が出るまで待っていると、なかなか動き出せないものです。やる気は出るものではなく、自分で出すもの。とにかく手を動かすように心がけましょう。