私立医学部受験のおはなし

私立医学部受験のホントのところ

だから君は落ちる。

予備校のテキストを一生懸命やれば受かる!予備校の言う通りやれば受かる!そう思っているならすぐに考えを改めましょう。その考えだと落ちます。それはなぜか?予備校は教科書レベルの内容はすでに理解しているというのが前提としてあります。そのため、予備校のテキストというのは基本レベルの問題にはあまり力を入れていません。前述したように出来ていて当たり前だからです。しかし、まさにここが肝でテキストに出ていないので、自分が「その問題を出来ない事に気付く」機会がありません。当然、気付かないので抜け落ちたまま放置されます。よって予備校を有効に活用するためには予備校ではあまりやらない基礎的部分を自分で咀嚼し、理解しておく必要があります。しかし、これが出来ないからみな医学部受験に失敗するのです。自分の出来ていない基礎をどうやって見つけるか?さらに医学部受験は他学部に比べ全範囲を網羅するため範囲が膨大です。その広い範囲で抜けている基礎を自分で潰しておかないと、予備校で「わかったつもりになって」帰ってくる事になります。予備校は正しく活用すれば情報交換の場として、またライバルと切磋琢磨する場として、あるいは友人との息抜きの場としても有効です。しかし、正しく活用するためには勉強を予備校任せにしない事が大切です。